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尊いペットの命 飼い主の責任で最期まで

女の子と子犬  年間約39万匹。皆さんは何の数字だと思いますか。答えは、平成16年度に国内で処分された犬や猫の数です。処分数は平成9年度の64万匹をピークに徐々に減少していますが、今なお多くの犬や猫の命が絶たれています。なかでも福岡県は、平成7年度から13年度まで7年連続で国内ワースト1位となり、その後も毎年上位に入るなど、処分されるペットの数が多い県となっています。市へも年間120〜150匹の引き取り依頼が寄せられています。
 では一体なぜ、これほど多くのペットが処分されなければならないのでしょうか。処分される犬や猫の約9割は、飼い主から依頼されたもので、その理由は「ペットに子どもができた」「引越しで飼えなくなった」「ペットが病気になった」「新しいペットを飼った」「近所から苦情があった」などさまざまですが、軽い気持ちでペットを飼い始め、自分達の都合で処分を依頼する身勝手な飼い主像が浮かび上がります。自分の手で処分する訳ではないため、最近は比較的容易に処分する飼い主も増えているのが現状です。
 ペットの中でも、犬と人間の関係の歴史は古く、その起源は1万年以上前の旧石器時代にさかのぼります。最近は番犬だけではなく、盲導犬や動物がもつ癒しの効果を治療に役立てる「アニマルセラピー」などにも注目が集まっていますが、日本はまだペットの扱いや飼い主のマナーが、他の先進国よりも遅れていると言われています。ペットも、人間と同じように尊い命をもっています。飼い主になるときは、家族の一員として最期まで面倒をみる覚悟を持つとともに、次のことをこころがけてください。

予防注射 ●生後91日以上の飼い主は、市かんきょう課に登録する(犬の一生に一度、登録費=3,000円)
●年に一度は、狂犬病予防注射を受ける(集団注射で受ける場合は3,050円)
●犬は必ずつないだまま散歩し、フンは持ち帰る
●犬のしつけは飼い主が責任を持つ
●恵まれない命が誕生しないように避妊・去勢手術をする

※登録申請や登録鑑札の着用、登録変更届けなどを行わなかった場合、または予防注射や注射済み票の着用を行わなかった場合は、法律により20万以下の罰金に処せられます。

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