鶴田に在住の入部朱美さんです。
入部さんは、古くなった衣類から洋服や小物などを再生(リフォーム)されています。
古着を再生し、自分だけの逸品づくり!
私が衣類のリフォームを始めたのは平成元年のことでした。前津地区で、着なくなった洋服や着物、ふとん、カーテンなどを仕立て直し、新たに洋服や小物を作っている「鶴の会」代表・服部千鶴子さんから「こんなものを作ったよ」と、手提げバッグや小物入れなどを見せてもらいました。感心してみていると「おばあさんやお母さんの着物が、家にまだ残っていない?あなたも作ってみたら」と勧められました。さっそく家に帰って探してみると、小屋の片隅から祖母の着物が入った包みが見つかりました。着物はネズミに少しかじられていましたが、服部さんのところへ持っていくと「こんな貴重な布を良く見つけたわね」と言って、着物の柄を上手に組み合わせた素敵なショルダーバッグを作ってくれました。そのバッグを見ていると祖母や母のことを思い出し、とても気に入ったので「古着からこんないいものが作れれば」と思い「鶴の会」のメンバーに加えてもらいました。
「鶴の会」では、気心の知れたメンバーが週に一度、服部さんの自宅に集まり、八女西部リサイクルセンターなどでもらってきた古着などを使い、ワンピースやブラウス、ブレザー、帽子、ハンドバッグ、小物入れなどを作っています。リフォームの方法は、まず古着を1週間程度水にさらしたあと、洗剤を使って洗濯機にかけ、汚れを完全に落とします。生地や染料が悪い衣類は、この段階で穴が開いたり破れたりしますが、生地がしっかりしたものは、戦前の着物でも型崩れしません。汚れを落とした生地は、作りたい作品や体型に合わせて型をとり、裁断し、ミシンで縫い合わせて完成です。
メンバー同士で世間話をしたり、食事したりしながら楽しい時間が過ごせるだけでなく、出来上がった作品を家族や友人にプレゼントすると、とても喜ばれますね。また出来上がった作品は、毎年サンコアで開催される「生涯学習フェスタ」のファッションショーで披露しています。これからも「人も長生き、物も長生き」を合言葉に、物を大切に使うことを忘れず、人生を楽しみたいと思います。捨てられた衣類を再利用し、世界に一つだけのものを身に付けることができる「リフォーム」を皆さんも始めてみませんか。
【問い合わせ先】
下記、かんきょう課生活かんきょう係または午後6時以降に入部さん(Tel0942-53-3292)へ




